四国の全5 国立大学法人(徳島大学、鳴門教育大学、香川大学、愛媛大学、高知大学)は、令和3 年3月18 日、同5 国立大学法人が社員となる「一般社団法人四国地域大学ネットワーク機構」を設立しました。
本法人は、Society5.0、SDGs、ポストコロナ等の社会における四国の地方創生機能を最大化するため、5 国立大学による共創でなければ生み出せないシナジー(相乗)効果が生まれる人材育成の充実、研究の活性化、社会連携の推進といった事業を展開していきます。
さらに、令和4 年3 月31 日に文部科学大臣から「大学等連携推進法人」認定を受け、教育上の特例措置の活用が可能になりました。複数の県を含む地域ブロックの中で全ての国立大が参加する「大学等連携推進法人」は四国が全国初となります。
当面の推進事業は、教育上の特例措置を活用し、四国の地域性や協働力等に強い教員を連携して養成するという、人口減少期の教員養成モデルとなる広域分散協働型の「連携教職課程」の全国初の開設となり、令和5年度から運営しています。
また、人材育成の充実として、四国全体を包摂する様々な主要課題に係る討論や研究会を5 国立大学で重ねることにより、四国の今日的な課題解決に取り組むことのでき、地域を牽引できる人材の育成に取り組む「四国人財育成塾」を推進します。
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令和5年4月1日現在